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藤浪晋太郎の制球難の原因は何?5つの理由でイップス否定?!

藤浪晋太郎
投稿日:2024年2月19日 | 最終更新日:2024年2月19日

メジャーへ移籍した藤浪選手ですが、先日ついに先発投手から外れ中継ぎ投手へと変わりましたが、制球難は克服できずアメリカでは批判の嵐となりました。 そんな藤浪選手ですが、一体いつから制球難が問題になっているのでしょうか? 高校時代とは変わってしまった藤浪選手について今回調べてみたいと思います。

藤浪晋太郎のイップスの噂はいつから?

高校時代には名門・大阪桐蔭で1年からレギュラー入り、2年ではエースとして活躍し、3年時には春夏連覇の偉業を達成。さらに国体優勝も決め20年ぶりとなる「高校3冠」を達成するなど、記録づくめでした。
高校卒業後はプロ野球選手として阪神タイガースに入団し、1~3年目はとても輝かしい成績を残しています。
それが今はイップスでは?と言われていますが、一体いつからなのでしょうか?

制球難は2016年頃から

プロ入り4年目の2016年頃から制球難が目立つようになります。
シーズンオフには右肩の炎症があったという事も関係するのかもしれません。
この年は前年の半分の勝利数7で終わり、入団からの連続2桁勝利はこの年に途切れました。
この頃からイップスなのではないかと言われるようになります。

藤浪晋太郎がイップスではない5つの理由

本人は否定していますが、専門家のなかにはイップスだと断言されている方も多くいらっしゃいます。
が、今回はイップスではないと思われる5つの理由について考えてみたいと思います。

藤浪晋太郎

1:本人が否定

先ほども言いましたが、本人はイップスであるという事を否定しています。
フライデーのインタビューでは以下のように語っていました。

「制球難ってイップスで片づけやすいんですよ。ただ、イップスって投げることすら難しい状態を指す言葉です。なのに『いやいやいや、自分は違う』といくら否定しても、『イップスを認めないことには次のステップに進めないぞ』とか『イップスは治らない』と聞く耳を持ってもらえない。ふざけんな、誰がイップスや!と本当に悔しかったですね」

https://friday.kodansha.co.jp/article/153606

この話を聞くと「あぁ、確かにそうかも」と思いました。
投げれるという事はイップスではないという藤浪選手の主張はもっともだな~と感じましたね。

2:フォームの改善

2016年にフォームの修正に着手していますが、これが良くなかったそうです。
というのもフォームの改善をしたら本来のフォームが分からなくなってしまい、うまくボールに力が伝わらなくなってしまったのだとか。

「プロ4年目の’16年、初めてフタケタ勝利に届かず負け越したんです。何かを変えなきゃ勝てなくなると思い、いろいろな理論を学び、フォームの修正に手を付け、評判のいいトレーニングを取り入れるなかで、本来のフォームを見失ってしまった。うまくボールに力が伝わるタイミングがわからなくなってしまった」

https://friday.kodansha.co.jp/article/153606

制球難に陥った理由を本人がこのように答えていました。
フォームを改善しようとしたら感覚がおかしくなってしまったようです。

3:技術不足

藤浪選手の制球難はイップスなどの精神的なものではなく、技術不足からくるものだという人も居ます。
元中日ドラゴンズの監督だった落合博満さんは以下のようにおっしゃっていました。

「みんな、メンタル(の問題)だって言うでしょ?俺に言わせりゃ『お前、技術がないんだろ』ってだけ。技術がある奴はメンタルには来ない。だったら、精神的なことを鍛えるんじゃなくて、野球の技術を会得しないといけない」

https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2018/05/31/0011311762.shtml

藤浪選手の技術不足については落合さんの他にも桑田真澄、谷繫元信、江本孟紀、山本昌なども同様に言っていました。
また、本人も「技術的根拠がなくフィーリングだけで(投球を)やってきた」ことが制球難の原因であると語っていましたので、プロとして結果を残していても技術不足は自他共に認識している事のようです。

4:投げすぎのせい

これは野球ファンの間で主に出ている話です。
2014~2016年の間でコンスタントに3000球程度投げていました。
これは投手の中でも常にトップ入りしている数字です。
特に2015・2016年に至っては1位・2位という投球数でした。
この結果なのかどうかは不明ですが、2016年のシーズンオフには右肩の炎症がおきていました。

5:身体機能の変化

特に制球難がひどかった2017年のシーズンオフには技術不足の解消の一つとして本格的な動作解析を始めました。
結果、疲労の蓄積や筋肉量の増大などが原因で体の使い方にズレが生じていることが判明したそうです。

つまり、制球難の理由の一つに身体の変化を理解していなかった事があったという事ですね。

藤浪晋太郎の制球難の原因は何?まとめ

今回はアスレチックに移籍した藤浪晋太郎投手の制球難の原因について調べてみました。
イップスと一言でまとめられている事が多いですが、そうではないのかもしれません。
上記にまとめた中でも、特に技術不足とフォーム改善がネックだったのでしょうね。
身長も高いですので他の人とは体の使い方も変わっているのでしょうから、トレーナーなどの意見も参考に自分で考えていかなければプロとしては活躍していけないという厳しい世界ですね。

周りからいろいろ言われる事があるとは思いますが、あまり気にすることなく一日でも早く自分の投球が出来るようになる事を望みたいと思います。
これからの選手人生がかかっている事でしょうからそう簡単な事ではないでしょう。
ですが、彼に夢を見る少年少女が出来るといいなと思います。

  • この記事を書いた人

ビビ

年子の男子を子育て中の新米ママです。 只今育休中につき初めてのブログに挑戦中です。 日々の出来事を書いていきたいと思ってます。

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