埼玉県のしらこばと水上公園での水着撮影会の中止をめぐって炎上していますね。
開催は中止という事になりましたが、その後に中止撤回宣言したため、また波紋が広がっている状況です。
なぜ開催予定日が過ぎた後にわざわざ撤回したのか?
その理由について調べていきたいと思います。
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水着撮影会の中止決定は埼玉県大野知事?
事の発端は埼玉県の日本共産党議員団からの申し入れからでした。
6/6 日本共産党県議3人が『埼玉県』に施設貸し出し禁止の申し入れ
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6/8 日本共産党埼玉県委員会と日本共産党埼玉県議団で『県都市整備部』に施設貸し出し中止の申し入れ
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6/8 施設側から主催者にプール貸し出し禁止の要請 →6/10、11の撮影会が急遽中止に(その後の撮影会も中止)
これにはSNS上で、批判が殺到しました。
日本共産党の埼玉県議員3名から『貸出条件が守られていない』とし、公園緑地協会からプール側へ中止を求めたそうです。
運営会社の言い分は?
「フレッシュ撮影会」運営元・株式会社エーテルさんの言い分です。
「弊社はこれまで40回近く川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園で撮影会イベントを開催してきました。プールを管理する県側とは緊密に連携をとっており、出されたルールはすべて遵守。違反をしたことはありません。それにも関わらず開催2日前に突然『貸し出しできない』と連絡があった。出演交渉や参加者募集など3ヶ月近く注力してきたイベントが一瞬で水泡に帰したのです」(フレッシュ撮影会・植田氏)
https://mdpr.jp/news/detail/3791303
このように、ルール厳守で長年行っていたと反論しています。
さらに、どの部分がNGルールとみなされたのかは一切示されていないそうです。
プール管理側とも長年の付き合いがあるため中止発表の際にはオブラートに包み発表すると、共産党側から『貸し出し条件が守られていないことが主催者のHPより確認された』と、あたかも撮影会運営側がルール違反を繰り返しているかのよう発信されたそうで、事実ではないとの事です。
ニュースなどでの経緯を見聞きしても中止の決定は日本共産党の県議の方達の影響だと思われる方が多いと思いますが、埼玉県知事によると、決定は『特定の政治団体の意見に左右されたわけではなく、埼玉県知事の判断』と公表していました。
埼玉県大野知事が水着撮影会を中止撤回したのはなぜ?
中止により被害総額は1000万を超えるとも報道されており、ワイドショーなどでも取り上げられる程批判が集まっていました。
そんななか、11日に埼玉県知事が発表した内容にさらにSNSでは炎上しています。
埼玉県の大野元裕知事は6月11日の夜、埼玉県営プールの指定管理者である公益財団法人埼玉県公園緑地協会に対して、「水着撮影会」への中止要請を撤回するように指導したことを明らかにした。
https://asageimuse.com/excerpt/21678
これにはなぜいまさら?とネットでも意見が飛んでいました。
実際、何故いまさらこのような発表をしたのでしょうか?
理由は3つ考えられると思います。
理由①違反項目が確認されなかった
貸出条件が守られていないという理由から開催中止を求めていましたが、運営会社の株式会社エーテルさんによるとルール違反をしたことはないと言っています。
運営会社さんの言う通り、違反項目が確認されなかったと考えられますね。
事実、埼玉県の大野知事は
・明確な許可条件が定められていない施設において、他の施設の条件を当てはめイベントを中止させること
・条件策定後に違反が認められない者に対し中止させること
これらは適切でないと公園緑地協会側に伝え、中止要請を撤回すべきと指導したと明かしています。
理由②批判が相次いだため火消しに走った
SNS上から始まり、テレビでも取り上げられる事態になるほど注目されてしまった事を良くないと思い、中止撤回という形で事態の収拾を図った可能性が考えられますね。
理由③選挙戦の事を考えた
埼玉県では今年の8月6日に任期満了による知事選挙が行われるそうです。
前回の知事選では大野さんと元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太さんとが大接戦だったようです。
歴代の埼玉県知事選挙で最も僅差となる約6万票差という結果で大野さんが当選したそうです。
という事は今の時期に県民の有権者から良く思われない行動をしてしまうと次の選挙での当選が難しくなるかもしれない。というような事を考えてしまったかもしれませんね。
このようなツイートまでありました。
埼玉県知事が水着撮影会を中止撤回したのはなぜ?
今回はプールでの水着撮影会の中止をしながら、急に中止撤回の発言をした理由について考えてみました。
やはり、一番大きいのは選挙があるからかなと思ってしまいますね。
理由は選挙ではなかったにしろ、日本共産党との関係などいろいろ考えてしまう結果になったのではないでしょうか?
大野知事が今後も埼玉県知事として活躍できるかどうか8月の選挙結果に注目が集まりそうです。