今回は、2021年からBリーグにて活躍している井上宗一郎選手ですが、2年目から日本代表の合宿に参加されたりと、今まだ成長しつづけている井上宗一郎選手についてまとめてみました。
井上宗一郎のプロフィール
井上宗一郎選手のプロフィールからみていきたいと思います。
プロフィール
・名前 井上宗一郎
・生年月日 1999年5月7日 (年齢 23歳)
・出身地 東京
・身長 201㎝
・体重 105㎏
・ポジション PF(パワーフォワード)
学歴
井上宗一郎の出身校
・2012年 東京都世田谷区立桜小学校卒業
・2015年 東京都世田谷区立梅丘中学校卒業
・2018年 福岡県福岡大学付属大濠高校卒業
・2021年 筑波大学卒業
大学では体育の教員免許を取得しセカンドキャリアでは教員をする予定のようです。
井上宗一郎のバスケ経歴
井上選手のバスケの経歴についてひとつずつみていきます。
ミニバス時代
小学生の頃は地元の世田谷ミニバスケットボールクラブ・桜スポーツ少年団に所属していました。
バスケを始めたきっかけは友人に誘われたからだそうです。
バスケの前にはテニスからサッカーにとクラブを変えていたが、バスケも好きだったわけではないが、当時から身長が高かったので自分に有利なバスケというスポーツをしていたという事でした。
当時は都大会に出られるようなレベルではなかったそうです。
中学時代
中学校でもバスケ部に入部したが、入部した理由は「バスケをするのが当たり前みたいな習慣になっていたから」だそうです。
この時の仲間には相原アレクサンダー学(現・香川ファイブアローズ)や塚本舞生(現・湘南ユナイテッドBC)、特に八村阿蓮(現・群馬クレインサンダーズ)がおり、現在もオフの日に集まって一緒に遊んでいるそうです。
八村阿蓮選手とは3年間クラスも同じだったそうです。
この梅丘中学校はバスケの強い学校として校区外などからも進学してくる生徒が多いそうです。
井上選手は中学生の頃から3ポイントシュートに挑戦しだしていました。
戦績
2012年 「第42回全国中学校バスケットボール大会」出場
2013年 「第43回全国中学校バスケットボール大会」ベスト4
男子U-15トップエンデバーメンバーに選出
2014年 男子U-15トップエンデバーメンバーに選出
高校時代
高校は地元を離れて名門・福岡大学大濠高校へ進学します。
戦績
・2015年 インターハイ 初戦敗退
ウィンターカップ 初戦敗退
・2016年 インターハイ 初戦敗退
ウィンターカップ 2回戦敗退
・2017年 インターハイ 優勝
国体 準優勝
ウィンターカップ 準優勝
高校時代はチームの事情でセンターでのプレーが多かったそうですが、本人はずっとPFでのプレーを希望していたそうです。
センターとして出場すると必然的に自分より大きい海外選手とのマッチアップになるのですが、気持ちの面で負けないようにしていてそのうえで自分に出来る事を探していたそうです。
1,2年生の間は結果が出せなかったそうですが、3年生の時には優勝を経験しています。
高校最後の大会であるウィンターカップでは中学の時の旧友である八村選手達との試合でした。
まるでドラマみたいですね!
中学時代の同級生でもある明成の八村、塚本舞生、相原アレクサンダー学とともに決勝の舞台に立てたことは「同じ中学校でがんばってきたので、高校の1番良い舞台で戦えたことは光栄です」
https://basketballking.jp/news/japan/highschool/20171230/41925.html
ウィンターカップ終了後には特別指定選手としてライジングゼファーフクオカに加入しています。
大学への進学も決まっていましたので、期間は2か月半という短い間で正式契約を前提としない加入でした。
大学時代
大学は筑波大学へ進学しますが、理由は高校時代にお世話になった先輩・牧隼利さんと増田啓介さんがいたというのと文武両道だったからだそうです。
1年時から試合に出場し、2年時にはインカレ優勝を経験していますが、3年時には新型コロナの影響で満足にバスケが出来ない日々があったそうです。
3年時のオータムカップではケガをしてしまった事もバスケが出来なかった理由にありました。
しかし、大学最後のインカレでは3位という成績を収めています。
その後、インカレ終了後すぐにサンロッカーズ渋谷とプロ契約を結びました。
SR渋谷を選んだ理由にはチーム体制がしっかりしているのはもちろんですが、木下アシスタントコーチの存在が大きかったと話していました。
若手育成に力をいれているというところに魅力を感じたそうです。
さらに井上選手は東京都出身ですので、地元のクラブへの愛着もあったが何より「東京だったらおかあさんがすぐに応援に来られる」というのも理由の一つだそうです。
井上宗一郎の家族構成
井上選手には兄弟はおらず、両親との3人家族です。
父親は2021年の9月に亡くなったことをTwitterで報告しています。
両親はバスケ経験者ではなかったが、井上選手がミニバスの頃から会場に足を運び試合映像をビデオに収めて応援してくれたそうです。
高校の頃は試合にはほぼ毎回東京から応援に来てくれていたそうです。
大学の頃もその姿は変わらず、バスケ部の他の人達とも親しくなっていたそうです。
井上選手の両親はとても大事に育ててきたことやそんな両親に井上選手がとても感謝している事がよく分かりますね。
また、お父様のお人柄も凄く良かったのでしょうね。
まとめ
今回は日本代表に招集され、その合宿で急成長をした井上宗一郎選手についてまとめてみました。
バスケを始めたころは身体の大きさなどで将来性を買われていたところが大きかったようですが、中学からは強豪と呼ばれるチームへ身を置き成長してきた結果がプロという形になったのだと思います。
日本代表としてプレーできるまで成長されていますが、これからまだまだ経験を積んで進化していくであろう井上選手に注目したいと思います。
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